不人気車種でも高く買い取ってもらう秘訣
意外にもリセールバリュー(再販価値)はどうでも良いという人は多くいます。買う側を考えれば市場として存在しているのでまったく無価値ということには
ならないですが、売る側にとってみれば話は別です。
少しでも高く買い取ってもらえるところを探したいですよね。ただ、商売というものは安く買って高く売るというものですので業者はいかに安く買い取るかということを考えています。
こちらにも強みはあります。良い車、売れる車なら業者も欲しい。他の業者が買い取ってしまったら売れるものもなくなりますので。双方の思いがちょうど良いところで決着するのが中古車の下取りです。
では高く買い取ってもらう秘訣・高額査定のポイントとは何でしょうか。
高額査定のポイント一覧
車を高く買い取ってもらうポイントは下記の通りです。
走行距離
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走行距離が少ないほど高く査定がつきます。
走行距離が年間で1万キロ以上走ったものとそうではないものは査定額がかなり変わってくるようです。売るときを想定してあまり走らないようにするのも良いかもしれません。
3年とか5年もたって年間1万キロ以上乗っている車はかなり安くなる
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グレードが高い車型
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同じ車でもグレードが高ければ高く買い取ってもらえます。
もちろん、普通より金額が高かったからということもあるが中古車を買う人はより安くて良いものを探しているので安くてグレードが高ければ買ってもらいやすくなります
高級車に顕著にあらわれる
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大事に乗っていたかどうか
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内装及び外装の汚れ具合はマイナス評価
内装はにおいやシミ、汚れなどの程度、簡単にキレイになるものか外装はちょっとした傷程度なら査定に大きくは響かない
低年式になればなるほど大事に乗っていないと大きく買い取り額は下がる
高級車の場合は塗装代がかかるので塗装する必要があるかどうかもポイント
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カーナビ
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オプションで購入するカーナビだが、これがあるかないかで6~7万円の差がでる
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安全設備
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ABSが搭載されているか
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ATかMTか
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セダンならATが人気、スポーツカーならMT(ただし、最近では全体的にATが人気)
MTは売れにくいので評価は低い
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ボディーカラー
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人気のカラーなら高い。黒やホワイトが無難で人気。シルバーは上の世代が好む
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以上のポイントが高額査定の決め手です。今すぐに出来ることとしたら内装及び外装の清掃ですね。あとは装備品が欠けていないか、どこかに忘れてしまっていないか、標準装備があれば持っておきましょう。
不人気な車でも上記がある程度クリアされていれば高く買い取ってもらえます。不人気でも欲しい人、車種にこだわらない人もいるからです。
ただし、これらのポイントは業者によってまちまちといったこともあるので必ず1つの業者だけでなくいくつか複数にあたってみることが大切です。
業者によってさらに高く売れるということも十分ありえます。
株式会社Crepas 代表取締役
大手電機メーカー退職後、2013年に株式会社Crepasを創業。自身で4台の車査定実績と自動車買取業者への取材活動の経験から当サイト「自動車査定売却ガイド」を立ち上げる。
他にも債務整理やプロバイダー、ランドセルなどのWebメディアの企画・制作に携わる。