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絶版車・クラシックカーの査定額の決め方
もう売られていない・生産されていない絶版車や歴代の名車といわれるクラシックカーの査定額はどう決まるのか。ちなみに、絶版車の中古車価格はピンきりでかなりの幅があります。
そして購入する側としては品質や信頼性は大丈夫なのかが心配なところですが、売る側としてはどの程度で売れるのか気になるところですよね。
査定については基本的に需要と供給具合で決まってきます。一般的な中古車査定の経年減価といったことは通用しません。絶版車やクラシックカーが好きな人も多い車もあるわけでそういった人は中古車を買うしか道はないのです。ですので、人気のものほど高い価格で買い取られる傾向にあります。
その価格は市場で売買される価格相場から決まります。細かくいうと、年式や現物の状態によっても決まります。仕様も違えばそれも価格に影響をあたえるしマイナーチェンジ前なのか後なのかということも大事な部分です。
人気の絶版車、クラシックカーの中古車価格・買取価格
ヒストリックカー
いわゆる絶版車で当時は人気があり魅力的で今も好きな人が多いような車です。
車種名 | 買取価格(相場)・備考 |
スカイライン | S54型 程度の良いものなら150万円の相場も。 1964~1968年製造 次モデルのGC10型も人気 |
フェアレディ | 日本産まれのスポーツカー復活 買取200万円以上の可能性あり |
ホンダS600 | ホンダの精巧なマシン 150万円以上で買取されることもある |
トヨタ2000GT・MF10型 | 絶版マニアの中でもお金に糸目をつけない人が買える名車 数百万円で買取されることも |
ノスタルジックカー
車種名 | 買取価格(相場)・備考 |
いすずべレット | 100万円前後 |
マツダ・サバンナRX-3 | ロータリー搭載 相場は100万円前後 |
スカイライン2000GT | GC110型 ケンとメリーの愛のスカイラインといわれた人気のスカG 丸型のテールが特徴。 GTXなら150万前後 |
スバル360 | 67年モデルが特に人気 買取価格は要確認(業者によって差がつく可能性あり) |
買取業者にも得意不得意があるので複数業者に打診しよう
こればっかりは査定の流れとは異なった視点が業者には必要で、まず、買ってくれる人はいるのか、売れると思っている業者もいれば売るのは難しいと考える業者もいます。
ですので、まずは複数、いくつかの業者に見積もりをとったほうが良いでしょう。なるべく多いほうが良いです。できればクラシックカーや絶版車を販売する業者に売るのが適切です。
株式会社Crepas 代表取締役
大手電機メーカー退職後、2013年に株式会社Crepasを創業。自身で4台の車査定実績と自動車買取業者への取材活動の経験から当サイト「自動車査定売却ガイド」を立ち上げる。
他にも債務整理やプロバイダー、ランドセルなどのWebメディアの企画・制作に携わる。