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中古車は税金がお得
自動車を購入すると税金がかかります。それを自動車取得税といいます。もちろん消費税もかかります。でもこの自動車取得税というのが別途かかってくるのでやっかいなんです。
最近だとエコカーとかで免税になったりもするようですが中古車となるとエコカーというものは少なかったり外車になると免税になるようなものを探すのが大変、というかあるのか?だったりでどうしても自動車取得税というものはかかってきます。
でも新車に比べると中古車のほうが税金がお得になるって知っていましたか?仕組みはこんな形です。
自動車取得税は中古車だと安い!
まず、自動車取得税は消費税と同じ5%です。では新車と中古車でどう違うのかを解説していきます。エコカーによる免税とかはこの場では考えません。
新車の自動車取得税
新車の場合は公表店頭価格から9掛け、つまり90%の金額に対してかかります。100万円の場合はたとえ購入価格が100万円以下であっても90万円となりそこから5%が取得税としてかかるので4.5万円となります。
中古車の自動車取得税
いっぽうで中古車の場合は経年で減価償却されるので取得税が安くなります。価値が下がっていくということですね。例えば1年もたてば価格は68%まで落ち込むので取得税は3.4万円ほどになる。同じ車でも少しでも乗られた新古車を狙えばかなりお得になります。これも店頭価格からなので同じ車で新車と中古車を比べてしまうとそんなに差は出ませんが、グレードの高い車を新車と中古車で悩むなら一度中古車も見てみることをおすすめします。
ちなみに6年もたてば10%まで落ち込みます。さすがに古い車は買わないと思いますが(笑)古い車ほど取得税は安くなるというわけです。
自動車取得税の例
もっと一般的な例で示したいと思います。同じ車を新車と中古車で買ったとします。中古車は1年落ちで価格は新車より30万円低い程度。一般的な値引き額です。今回は 2,653,350円と価格が公表されている、日産セレナを買うとしましょう。あんまり意味はあいりませんが一番売れているセレナのグレード「ハイウェイスターVセレクション」がこの価格です。
※エコカー減税は無視しています。実際にはこれよりさらに減税で安くなります。
新車
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価格;2,653,350万円(希望小売価格)
自動車取得税:119,400円
価格×90%×5%(自動車取得税) |
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中古車 1年落ち
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価格2,353,350円(想定価格)
自動車取得税:80,013円
価格×68%×5%(自動車取得税) |
差額
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39,386円(119,400円-80,013円)
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同じ車種で1年落ちで計算すると約4万円ほどの差が開きました。しかも1年古いだけです。これに車体の料金も安いわけなので1年落ちで問題なければ相当安くなるということですね。
株式会社Crepas 代表取締役
大手電機メーカー退職後、2013年に株式会社Crepasを創業。自身で4台の車査定実績と自動車買取業者への取材活動の経験から当サイト「自動車査定売却ガイド」を立ち上げる。
他にも債務整理やプロバイダー、ランドセルなどのWebメディアの企画・制作に携わる。